投影図の作成¶
[3D インターフェース] の機能を使って、3Dデータとリンクした状態で、第三角法による投影図の配置、断面図や詳細図等の編集を行います。
.ics ファイルとして保存されていない 3D モデルは投影できません。
3D モデルファイルの読み込み¶
図枠入りテンプレート の 新規ファイルを開きます。
[図]タブ → [投影図] をクリックします。
[投影図の出力]画面 が表示されます。
3D モデルのファイルを開いている場合¶
[正面図] のビュー画面に 3D モデルが表示されます。
3D モデルのファイルを開いていない場合¶
[参照] からファイルを選択します。
[参照] をクリックすると [ファイルを開く]画面 が表示されます。
ファイルを選択し、[開く] をクリックします。
[正面図] のビュー画面に 3D モデルが表示されます。
正面図の設定¶
矢印ボタンで図を回転させ、正面図となるビューを選択します。
矢印を1度クリックすると90度回転します。回転角度は入力ボックスで変更できます。
[3D シーンの向き] をクリックすると、シーンに表示されている状態と同じ向きで正面図に表示されます。
3D で正面図の定義を設定している場合¶
投影図の作成画面右下の [正面図の定義設定] 欄から使用する定義を選択します。
項目 | 内容 |
---|---|
3Dシーンの正面図の定義 | 子パーツ/サブアセンブリに正面図の定義を設定している場合に表示されます。 |
正面図の定義に関連付ける | 上記で選択した正面図の定義に関連付ける場合にチェックします。 |
シーンの正面図の定義を使用する | 3D のカメラの視点 [正面] で投影されます。 ※下図参照 |
図の選択¶
投影する図を選択します。
[正面] は必ず再選択してください。
再選択せず投影した場合、投影が成功しない場合があります。
データの一部の要素を投影する場合¶
投影したい要素のみ表示に設定します。
[投影図の作成]画面左下 の [投影するパーツ/アセンブリを選択する] をチェックします。
左側にウィンドウが表示します。
アセンブリの [+]ボタン でツリーを展開すると、パーツが表示されます。
パーツ/アセンブリを選択し、[適用] をクリックすると、選択パーツのみ表示されます。
すべて表示に戻す場合は、[すべて選択解除] をクリックします。
ソリッド以外で予め投影から除外する要素がある場合¶
[投影から除外するオブジェクト] の除外する要素にチェックを入れます。
尺度の変更¶
[投影図の作成]画面 の [図の尺度] を選択します。
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
自動 | 図枠のサイズに合う尺度で作成されます。 | 小数点を含む尺度になる場合があります。 |
標準 | リストから選択できるサイズで投影できます。 | |
ユーザー設定 | [標準]のリストにない尺度で投影する場合に使用します。 |
オプション¶
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
パーツのエッジを表示する | プレビュー画面の表示をエッジ無しに変更します。 | 投影図には影響しません。 |
レンダリングする | 3Dの色表示(塗りつぶし)で投影します。 | |
従属する図を自動的に配置する | チェック有り:選択した全投影図を自動配置 チェック無し:1投影図ずつ位置を指定して配置 |
投影する¶
[投影図の作成]画面 の設定が完了後 [レ] をクリックします。
2Dドローイング画面上 に選択した投影図の配置ガイド図が表示されます。
左クリックで位置を確定し、配置します。
オプション → [従属する図を自動的に配置する] のチェックを外した場合は、補足図となる側面図、平面図、下面図、背面図の配置は正面図の水平または垂直方向に限られますが、アイソメ図は任意の位置に配置できます。
3D データが更新されると、2Dデータも更新されます。(3D と 2D がリンク状態にある場合)
投影図の作成には、モデルタブのみご使用ください。
レイアウトタブを使用して複数の参照先3Dシーンファイルとリンクすると、リンク構造が複雑化し、ファイル破損のリスクが高くなります。
投影図の設定を変更する場合¶
変更する投影図を選択し、プロパティ欄で変更します。
図のプロパティ、尺度、隠線等の一部の設定は、図面を複数選択して変更可能です。