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寸法の破綻

投影図の寸法の引き出し位置に変更が加わると、図形の座標位置が失われ、寸法の破綻が発生します。

参照している 3D モデルに変更を加える場合には注意が必要です。

  • 寸法の引き出されている部分に糸面取りを施す場合
  • 寸法の引き出されているパーツに非表示/抑制/ゴーストの設定を行う場合 など

寸法のチェック

3D モデルを編集後、図の更新を行う際に、寸法の破綻がないかチェックを行います。

寸法のチェック

[投影図を更新しない] にチェックを入れ、[OK] をクリックした場合は、更新されていないため、寸法の破綻のチェックは行われません。

[関連付けされていないオブジェクトの再アタッチ]画面 が表示されます。

関連付けされていないオブジェクトの再アタッチ

関連付けされていない(破綻した)寸法は、デフォルトのオプション設定では、下図のように表示されます。

関連付けされていない寸法

再アタッチ(再関連付け)

関連付けされていない寸法を再アタッチ(再関連付け)することができます。

[関連付けされていないオブジェクトの再アタッチ]画面 の左側に表示されている寸法を選択します。
選択した寸法は、赤色に表示されます。

[再アタッチ] をクリックすると、再アタッチ(再関連付け)を行います。

関連付けされていない寸法

[範囲] で設定した値で再アタッチ(再関連付け)ができない場合、下図のメッセージが表示されます。

[範囲] の値を変更することで、再アタッチできる場合もございます。

関連付けされていない寸法

自動で再アタッチができない場合があります。
その場合は、手動で再アタッチを行う、または削除して寸法を作成しなおす必要があります。

手動で再アタッチ(関連付け)する

寸法を選択後、マウスカーソルが手のアイコンに変わった状態で、ドラッグ操作で点を選択します。

手動で再アタッチ 手動で再アタッチ-移動

ドラッグする際は、寸法の基点(下図の赤丸内の点)を選択して行います。

寸法補助線の点(下図の赤丸の横にある点)を選択し、ドラッグした場合、再アタッチできません。

手動で再アタッチ-選択点

寸法の再経路化(再接続)の操作例

作成した寸法は、別の線に移動して再利用したり、3Dとリンクの切れた寸法を再接続させることができます。

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オプション設定

オプション設定で、関連付けされていない寸法の色を変更できます。

[メニュー] → [オプション] を開きます。

左側のリストで、[色] を選択します。

[配色] の [2Dドローイング 注釈 未接続] を選択し、任意の色を設定します。

[適用] [OK] をクリックします。

関連付けされていない寸法