IRONCAD Mechanical V. 2025.01リリースノート¶
ベアリング¶
ベアリングメニューに対して、ベアリング外径に等しい穴を作成するオプションが追加されました。 従来までのバージョンでは、穴機能を用いてベアリング外径と同じ内径の穴をモデリングする必要がありましたが、その操作を短縮することが可能です。 また、穴の位置や、寸法のミスも防止することができます。

スプリング¶
スプリングメニューに対して、スプリングの軸を表す IntelliShape「CenterAxis」を追加しました。 スプリングパーツに対して、軸が表示されるために、スプリング中心に対してトライボールの起点にすることが容易になり、スプリングパーツの位置決めが容易になります。

手すり¶
手すりメニューに対して、両端の手すり支柱のタイプを個別に指定できるようになり、設計の柔軟性が向上しました。

留め具¶
留め具メニューのフランジ付きセルフロックナットに、DIN 6926の規格が追加されました。

コードジェネレータ¶
コードジェネレイタ―メニューに材料選択用のコンボメニューを追加しました。 材料は、IRONCAD Mechanicalの材料選択で設定している材料から選択が可能になっており、工数削減に繋がります。

要素カウント¶
要素カウントのメニューにおいて、ツリービューで留め具、鋼材、パイプ、フランジ、板金、アセンブリなどの各要素を一括で選択、抑制、抑制解除することが可能になります。
複雑なシーンでも表示状態を一括で管理できるため、構成確認や部分作業が効率的に行えます。

要素カウントのメニューにおいて、空のアセンブリの表示項目を追加されました。 不要な、空のアセンブリを認識して素早く削除することが可能になります。

要素のエクスポート¶
要素のエクスポート メニューに 3DS および OBJ 形式が追加されました。この機能により、3Dモデルを幅広い外部アプリケーションに直接出力できます。
3DS形式は古くから3DCGソフトで標準的に使われており、OBJ形式はゲームやレンダリング、3Dプリントなど多様な分野で広くサポートされています。

座標取得¶
座標取得のメニューで、選択したパーツのアンカーからの座標を取得できるようになりました。
以前のバージョンでもパーツ原点からの座標を確認することはできましたが、原点座標の設定が困難で、実務では使いにくい場面がありました。 今回の新機能により、アンカー基準で分かりやすく座標を取得でき、作業性が向上することになりました。

プロドリル¶
プロドリルメニューにて、ツール処理が大幅に改善され、パーツドリルの検出が改善されました。干渉を評価する新しい方法を使用することで、加工時間が大幅に短縮されました。
プロドリルは、ドリルフィーチャーを持つドリルパーツと通常のパーツが交差する箇所に穴を自動生成します。 この新オプションでは、通常パーツのマイナスフィーチャーが存在する箇所に(例えば、プレートパーツの切り欠き部分等)ドリルフィーチャーが配置されている場合の動作をIProSettingsで、 "空振りドリルフィーチャーを作成する / 作成して抑制する / 作成しない" の3つから選べます。
空振りフィーチャーを履歴として残すか、不要なフィーチャーとして削除、もしくは抑制してモデルをクリーンに保つかを自由に制御できるため、 大規模アセンブリや複雑なプレート加工でも柔軟に運用できます。

タブスロット作成¶
タブスロット作成は、ライブラリ要素内のタブ形状とスロット形状を分離することが可能になりました。 スロットに関しては、使用する形状のタイプを角型、フィレット型、面取り、円形の中から選択する機能が追加され、組付け方法や加工方法に応じた最適な形状を簡単に設定できます。

階段¶
階段メニューで、これまでは表示のみで従動角度扱いであった階段角度を、今回から駆動角度として入力できるようになりました。
従来の水平・垂直長さ指定に加えて、勾配基準の設計が可能になり、設置条件に合わせた角度設定が簡単です。 長さは高さと角度から自動計算されるため、寸法調整の手間を大幅に削減できます。

PDFにシートをエクスポート¶
ICDシートのPDFエクスポートでは、シート名が自動でファイル名として使用されます。

外部リンク マネージャー¶
「関連する2Dファイルをコピー」オプションがアクティブの場合、.ics ファイルと同じ名前で、拡張子が .icd または .exb および .dwg である既存のファイルを宛先フォルダーにコピーします。
3Dモデルと2D図面を一括で複製できるため、複数の関連ファイルを手動で探す必要がなくなり、データ管理や出図作業が効率化します。

グローバル設定¶
カタログ タブでは、IC Drawing のカタログを整理することもできます。

アクティブマネージャー¶

アクティブマネージャー メニューは新しい機能によって強化および改善されました。
ツリービュー¶
選択されていないすべての要素を抑制するオプションは、シーン フィット コマンドを自動的に実行するようになりました。

[タイプ別] タブに、[空のアセンブリの表示] が追加されました。

板金¶
板金部品の BOM 処理が改善されました。シートは、曲げがある場合、またはカーブしている場合にのみ作成されるようになりました。 これにより、曲げのない板金パーツの処理が回避され、処理時間が短縮されます。
価格管理¶
価格計算において、Excel の価格列に「数式」を設定できるようになりました。
ここで、評価変数は % 文字で定義されます。
例えば「長さ800mm以上なら特別単価」といった条件を価格管理する場合は、
[if(%>800),130,100] と表記します。 ⇒ 長さ800mmを超える場合は、mmあたりの単価が130円 / 長さ800mm以下の場合は、mmあたりの単価が100円
この新機能では、長さ・表面積・体積・重量などの基準に応じて価格設定を自動で分岐できます。
複雑な価格ルールを柔軟に反映できる実務的な機能です。

BOM構成¶
BOM構成 の重量計算に <STEEL_RAW> オプションを追加しました。
このオプションを使用すると、重量を計算する前に 鋼材 のカットが抑制して、鋼材自体の重量計算を自動で行え、材料手配やコスト算出に役立ちます。

BOM構成 ダイアログでは、BOM エクスポートのテンプレートとして使用する Excel ファイルの定義内の文字列を定義できます。

Bom全般オプション¶
この新しいオプションは、構造化 BOM の場合のレベル フィールドを制御します。
この新オプションを有効にすると、構造化BOMで各行に親アセンブリのパスをすべて表示できます。 これにより、同じ親を持つ行でも空白を使わず明示的に階層を示せるため、Excel出力などで階層情報を一貫して管理しやすくなります。

全般¶
アプリケーションの信頼性と速度を確保するために、コード順序に多くの改善が行われました。さらに、顧客の要求を満たすために、ツールにいくつかの新しい設定が追加されました。