今日、多数の企業が3D-CADを導入するも使いこなせず、3D化に失敗する事例が後を絶ちません。
その主な原因の一つとして、まず、3D-CAD側の問題が挙げられます。煩雑な操作性、面倒な制約、難しい概念などは、設計上不必要であり、むしろ設計者の足を引っ張る傾向にあります。設計者の本来の仕事はCADと格闘することではなく、自由な発想で開発、設計を進めることであるはずです。
次に、ユーザー側の問題としては、CAD選定時にしっかり検証せず、自社の設計用途と合っていないCADを知名度だけで選んでしまっていることにあります。
結果として、設計の3次元化で得られずはずのメリットにたどり着けずに断念してしまっていることが多いのが現状です。
特に設備設計、生産技術等のFA業界では顕著な現象であり、弊社の実地調査では、FA業界の9割近くが導入に成功しているとは言い難い状況にあると言えます。
IRONCADは良好な操作性と分かりやすい概念で、設計者はすぐに使いこなせるようになります。幼稚園児のお絵かきにも使えるほど直感的であり、余計な制約や概念で設計者の思考を妨げず、本来の設計作業に専念することができます。
IRONCADと他社3D-CADとの関係は、iPhoneとそれ以外の操作の複雑な携帯電話との関係に似ていると言えるでしょう。
以下の3つを理解するだけで、設計者は他社CADでは困難なトップダウン設計を容易にこなすことができます。